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評価


CardioVisionによる評価

原理と定義

CardioVisionはオシロメトリック法により下肢血管狭窄を評価するためのAnkleBrachial Index(ABI)と血管の硬さを評価するためのArterial Stiffness Index(ASI)を測定可能な、非侵襲コンピュータベースのシステムです。
過度のストレスや運動不足は、生命を脅かす特定疾患を進行させる契機となる、既知の健康リスク要因です。CardioVisionは、これらを評価する機会を提供します。
CardioVisionによるASI評価は、圧力と容積変化による動脈の弾性と硬度から観察される、測定可能な生理現象を基盤としています。ASIの測定原理は杏林大学嶋津秀昭教授が提唱することにより成立した測定方法であり、CardioVisionが唯一のオリジナル装置です。
CardioVisionは、20数年に及ぶ徹底した科学的研究の成果です。その検査手法は、ほとんどすべての医療分野で簡単に実施できるものとなっています。
CardioVisionは、健康増進戦略の効果を管理する機会を提供します。

測定方法

CardioVIsionは上腕に巻かれたカフにより血圧とともにASIを算出します。
ASI測定終了後、仰臥位にて四肢にカフを巻き血圧測定を行うことで、ABIを演算します。測定は約9分間で終了します。
測定結果はソフトウェアに記録されます。


評価(ABIとASI)


CardioVisionによる評価

ASIとABI

CardioVision MS-2000は医療専門家のための動脈硬化評価指標としてAnkle Brachial Index:ABIとArterial Stiffnes Index:ASIを提供します。この測定項目から血管系機能の客観的な結果が得られます。これらの情報は医療専門家に有益な情報を提供します。 (無症候または臨床徴候前の判定のためにデータを提供します)

ABIについて

ABIは足動脈の狭窄・閉塞などの末梢動脈障害(PAD)を評価する指標です。左足首、右足首の収縮期血圧を上腕(高い方)の収縮期血圧で除して求めます。

ASIについて

ASIは動脈血管の機能についての評価のための情報を提供します。加齢による内膜硬化や弾力低下はASIが上昇する最も重要な因子です。ASIは他の動脈硬化度測定法とは異なり、Cuff直下の動脈評価に有用な指数です。
動脈の圧-容積特性は図に示すように非線形を示しています。特に動脈中膜の硬化が始まると血管内圧の低い領域で圧-容積の関係を示す直線の勾配が増加します。カフ圧が加わっている血管では、図の縦軸は血圧-カフ圧と置き換えて考えることができます。従って、脈圧が一定の条件下では、カフの減圧過程で脈波振幅は特徴的なパターンを示します。正常な弾性を持つ中膜の場合には脈波のパターンは先のとがった山型を示しますが(図a)、中膜が硬化した血管では脈波の振幅パターンの形が台形状になります(図b)。この台形の上底部分の幅は、カフ減圧過程で血圧とカフ圧の差が中膜の直線部分に対応した圧力の部分を通り過ぎるときの幅に相当します。台形状のパターンの幅に対応したカフ圧変化分の平坦部の領域は、中膜の弾力性に依存して現れる血管の圧-容積特性の直線部分に対応します。従って、中膜が柔らかければ、直線部分に対応する圧力の幅が小さくなり、逆に中膜が硬ければこの幅が広くなります。中膜の圧-容積特性を直線と見なすことができれば、圧力の幅は弾性率と比例関係を持つので、脈波振幅列のパターンに認められる台形の上底部分に対応する圧力の幅から動脈血管の中膜レベルの弾性率に比例した値を算出できます。この圧力値を動脈の硬化判定指標;
 ASI=脈波パターンの台形部分に対応したカフ圧の範囲×10
と表現しています。


メリット


末梢血管疾患(PAD)は生命予後とQOLを低下させます。PADの最大の死因は冠状動脈疾患(CAD)ですが、動脈硬化疾患が合併することで、身体機能が低下し、患者QOLが低下します。PADの管理を行う上でCADリスクを知り、除去することは重要です。CardioVisionはPAD診断のためのABIとCADリスク診断のためのASIを提供します。


対象


医療専門家はもちろん、医師以外の関係者にとっても使い勝手が良く、直感的に操作できるものとなっています。また、シンプルなハードウェアとスタンダードなコンピュータ要件により、診療所、実験室、スポーツクラブ、ウェルネスセンターなど、事実上あらゆる医療・健康関連施設の設備にスムーズに組み込むことができます。
CardioVisionは、定期健康診断でも簡単に利用できます。評価結果は、定期的な健康管理で利用したり、一般的な健康状態や特定の健康状態を得るための様々な治療方法の効果をモニタリングする際にも利用できます。つまり、CardioVisionは、様々なカテゴリに属する作業員/従業員が高度専門職や準専門職に関連する疾病に罹患する比率の抑制に役立ちます。

診療科

内科学
家族医療
心臓病学
内分泌学

対象

臨床研究者
ストレスマネジメントカウンセラー
代替療法専門家
バイオフィードバックセラピスト
生理学担当教師/講師
理学/作業/レクリエーション療法士
心血管リハビリテーション専門家